遠く離れた場所には大好きな家族がいて
親戚がいて友達がいて、
そんな温かくて柔らかい場所から
離れると思わなかったって
身内に言われたことがある。
甘すぎてだめだった。
自分に対してSなのかMなのか
よく分かんないけど、少し苦しいくらいが
丁度いいような気がして、
諦めきれないことがあって、
どうしても抜け出したくなった。
だから抜け出してきた。
東京にきてからは目が回るような毎日で
休む暇もなく働いて好きなことして寝て
働いて働いて好きなことして寝て
そんな必死な生活が数年続いた。
気付けば未熟だった心もなんとなく
落ち着いて大分お姉さんになってきた気がする。
今も変わらず、だけど今までよりはほんの少しだけ上手にバランスを取りながらここで生きている。
何度か話したことがあるけど、
私は小さなころから「生きている」ことが
とてもこわかった。
生きていることがこわい。
いのちがあることがこわい。
死んだら何もかも消えてしまうことがこわい。
大好きな人が死んでしまうことがこわい。
誰にも言えなかったけど、ふとしたときにそんな事を考えてしまうような子どもだった。
今でもたまに心臓がぎゅっとなる瞬間がある。大きな幸せを感じたときほど、少し苦い気持ちになりやすい。
でもいつまでもこわがっていてもしょうがないから、生きていることを誰よりも楽しもうと思うようになった。どうせ死んじゃうなら好きにやろう、やりたいことは生きてるうちに全部やりきろうと思った。
技術がぜんぜん追いついていなくたって
ずっと表現することが好きだった。
本当に悔しいけど、もう諦めたかったのに捨てきれなかった。だからここで生きている。
一度、夢を失ってから1年が経とうとしている。
DOGMACLUBに夢を見てもう少しで3ヶ月になる。
私は誰かのお守りになれているでしょうか。
もう少しワガママになろう。
私は誰かの救いにもなりたいし、
潤いにもなりたいし、勇気 にもなりたい。
だってせっかく今ここで歌っているんだから。誰のそれにもなれないなら何のためにここで生きているんだ。やりたいことで、それになれるのなら、とっても幸せなことだと思う。
これからも、もっとたくさんの人に出会っていけたらいいな。
どうせいつかは死んじゃうしまぁいいか
永遠なんてないから好きに遊ぼう
やりたい人生を思いっきり生きよう
これが私のドグマです。
珠里七日和
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